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夜のオープンカーが「動くプラネタリウム」になる話

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カラっと晴れた日に、オープンカーの天井を全開にして、太陽と風を感じながらドライブするのは最高です。しかし、実は「夜」のドライブも同じくらい魅力に溢れているのです。

今回お伝えするのは、オープンカーでの天体観測。

クルマを停めて幌を開けば、頭上に広がるのは満天の星空。ゆったり音楽を聴きながら思いにふけるもよし、星々を見上げながら遥か宇宙に思いを馳せるもよし。素晴らしい時間を過ごすことができます。

そう、オープンカーは、さながら「動くプラネタリウム」。そんな極上の天体観測ドライブを体験してみませんか?

クルマで広がる、天体観測の可能性

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幌のあるなしに関わらず、天体観測を楽しむ際にクルマは欠かせません。

星が綺麗に見える場所は、電車や徒歩圏内では行きにくいことが多いからです。また、クルマであれば終電を気にせず、心ゆくまで星空を楽しむことができます。

さらに、星が綺麗に見える場所は往々にして標高が高く、夏場でも肌寒いことがあります。秋冬はなおさらですが、そうした時にエアコンで暖をとったり突然の冷たい雨風などをやりすごしたりできるクルマは、星空を楽しむための心強い味方です。

本格的に「星を撮ってみたい!」という方も、カメラやレンズ、三脚などをトランクに入れてさえしまえば、重い荷物に悩まされることもありません。

クルマは、天体観測の可能性を大きく広げてくれる、頼れる存在なのです。

オープンカーで、極上の天体観測を

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さらに、オープンカーなら、より素敵な天体観測を楽しむことができます。

目的地に到着したら、クルマを停めてライトを消しましょう。ここまでは屋根のあるクルマと同じです。

そして、ここからがオープンカーの真骨頂。クルマから降りずに、シートを倒して楽な姿勢で寝転がり、幌を開けます。だんだんと夜空が見えていくその様子は、さながら劇場の幕が上がっていくかのよう。まさにオープンカーが「動くプラネタリウム」であることを実感する瞬間です。

ちなみに今回の天体観測に選んだクルマは2シーターですが、4シーターのクルマであれば2シーターよりも深くシートを倒せるので、より快適に過ごせることでしょう。

目を開けた瞬間に広がる、満天の星空

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幌が開ききる前に、一つポイントがあります。ゆっくりと目を閉じて、闇に目を慣らしましょう。そして静かに目を開ければ、その瞬間、満天の星空が貴方の目に飛び込んでくることでしょう。目を凝らせば、暗闇の向こうから次々と新しい光が瞬き、運が良ければ流れ星に出逢うことも。この星空は、きっと貴方を魅了します。

クルマという安心な空間から星を見上げる、贅沢な大人のひととき。事前に、天体観測の本やインターネットで予習をしておけば、星座探しや一等星探しをすることができるので、さらに楽しみが広がります。

星空をじっくり眺めた後は、カーステレオでお気に入りの音楽をかけて、夜の時間をゆっくりと過ごすのもいいでしょう。逆に、木々のざわめきや虫の声などに耳を澄ませるのも、オススメです。シートに身を沈めて360°の自然のサラウンドに耳を傾ければ、大自然と一体化したような気分を味わうことができるはずです。

毛布を一枚と、タンブラーなどに温かい珈琲やスープなどを用意しておけば、きっと記憶に残る、極上の天体観測になるのではないでしょうか。

 

「Dliver」をお読みの皆さま。

面倒な準備が必要なく、一人でも気が向いた時に楽しめる「動くプラネタリウム」を、一度体験してみてはいかがでしょうか。